内定太郎推薦図書『面接力』について | 面白いほど就職活動がわかるBlog -an easy guide to job hunting-

内定太郎推薦図書『面接力』について

既に何人もの方からボクが先日、紹介した
著者: 梅森 浩一
タイトル: 面接力
という本を読んだというコメントをもらってますが、どうでしたか?けっこう良いでしょ?


実はですね・・・・、ボクはBlog上で皆さんに勧めておきながら、読んでないんですよ。。。


前にも書いた通り、分厚い就職本なんて、ボクは本質を外しまくってて無駄だらけだと思ってます。まあ、分厚い方が売りやすいんだろうけどね。

「就職活動で知っておくべきエッセンスなんて、新書一冊程度で十分、値段(714円)も学生に嬉しいバリューセット+マルボロ一箱を我慢するだけ!」と書いていたところ、書店で飛び込んできたのがこの本でした。

梅森さんという著者は、最初に『クビ論』という本で外資系金融機関のリストラの実態を赤裸々に書いて、AERAとか週刊誌なんかにもよく登場するようになった有名な方です。

この人事の実態を知っている人が、『面接力』とは何を書いているんだろうと気になって立ち読みをしてみました。

もう数行読んだだけで、「この人は、本物だ!」と思いました。本当のことをしっかり書いている。「あぁ、本当のことを書いちゃったか・・・」って感じ。

わかっていない人の理想論とか、何か自分を売り込む営業のためのことなんて書いてない(だったら新書なんかで出しませんよ、最初はハードカバーです)。

現場で何人も採用に関与(またいつか書きますが、人事部って別に採用権限って無いのが一般的なんです。あくまで採用のコーディネーションがメインなんですよ。『就職ジャー〇〇』とかで”人事部が教える内定の秘訣”とかの得意集記事見ると、はっきり言って笑っちゃいますねぇ)して、加えて採用した奴が使えなかったりして過剰人員をクビにしなきゃいけない嫌な仕事も経験されてる。つまり、身をもって採用の怖さを知っている方の書いた本なんですね。


と、ここまで著者について書いておきながら(直接の面識は残念ながらまったくありません)、実は肝心の本は読んでない!


なぜなら、たぶん、読むとかなり影響受けて引きずられそうな感じがしたんですよ。けっこう似たこと書いちゃうかもなって思ったんです。ボクはボクなりにこれまでそれなりにハイレベルな世界で経験してきたことの中から、自分の言葉で書かないと、こんなBlogいらないだろうと思ってるんで。


とは言いつつ、皆さんが賞賛されていると、「あぁ、読んでみたい!」と思うのが本音で、それを何とか我慢しているのです。皆さんの就職活動が終わった頃にじっくり読みたいと思います(すると、来年からはこのBlogでは何を書けば良いんだろう?!)。



とにかく安いし、ポケットにでも入るサイズで、内容はどんな就職本より本質が書かれていると思いますから(読んでないけど)、ぜひぜひ読んでみてください!!









著者: 梅森 浩一
タイトル: 面接力