ビジネスファッション術 | 面白いほど就職活動がわかるBlog -an easy guide to job hunting-

ビジネスファッション術

もう皆さん、さすがにスーツとか買ったと思うんで、今更って気もするんですが、参考までに読んでください。

マジかよって話なんですが、初対面のコミュニケーションの影響力に関する調査というのがありまして、統計的には、

①見た目=55%
②音声=38%
③内容=7%

なんてのがあります。だいたい、コミュニケーション系の本では引用に出される話です。本当にこんな比率なのかはわかりませんが、間違い無いのは見た目、音声ってのは思っている以上に重要だと言うことです。


外資系投資銀行とか戦略コンサルを除けば、普通の大量採用をする企業1次面接なんて清潔感ある見た目でハキハキしゃばれていれば、内容なんてあんまりいらない気もします。従って、もし1次面接をまったく通らないなんて人がいれば、自己分析とかにあせるよりも、容姿とか喋り方を意識した方が良いと思います。


一方、最終面接ってのは、もう見た目、音声なんてのは余裕でクリアしている人達です。控え室なんかにいると、どの人もすごそうに見えます。こういう場では、ほぼ内容勝負になるんです。


久々に能書きが長くなりましたが、今回は見た目を良くするための服装選びについて書いてみたいと思います。毎日、スーツ&ネクタイで仕事に遊びに派手にバリバリやりつつ、週末は家で自分でクリーニングを出したり洗濯したりしていた(涙)人間の書くことなんで、自分がバッチリ決まった格好をしていないのに人様の服装に口出ししている人や、アパレル関係の仕事とかで服のことだけ考えていれば良い人のアドバイスより、ずっと実践的だと思いますよ。


ちなみに社会人になってからは、ボクは商社マンの友人達から関係者バーゲンのチケットをもらって安値で買ったりしてましたが(外延前の某I商事のアルマーニバーゲンとかなつかしいな。あんまり新しいのは無いんだけど、とにかく安いんですよ。そう言えば、不祥事のあった某M物産のバーゲンが昨年は直前で中止になってましたね・・・)、最近は御殿場、軽井沢のアウトレットもかなり好きです。いつか東海岸の街全体がアウトレットというウッドベリーコモンに行ってみたいです。




あ、ただし内定太郎は、太郎と名乗っているだけに男ですので、女性の方のはちょっとわかりません(たまぁに女性ファッション誌とか読んで、流行は勉強しますが)。参考にできるところだけ、してください。


まずポイントだけ先に書くと、全員横並びのカッコ悪いリクルートスーツよりも、予算の範囲で可能な限りしっかりしたものを身に付けて、見せ方を差別化することが大事です。


ベース:スーツダークグレー1着+紺1着、シャツ白2つ+青1つ、ネクタイ2本、ベルト1本、靴1足(できれば2足)

を揃えるものとして、勝手に3つのコースを考えてみました。



松コース:社会人になっても2,3年は使えて合コンに着ていけるぐらい良いものを揃える。スーツ×2着(15万円)、シャツ×3つぐらい(3万円)、ネクタイ×2つ(2万円)、ベルト(1万円)、靴(2万円)を買う。総額25万円ぐらい。

⇒有名ブランドの店でコーディネートは店員さんに任せる。「就職活動用なんであまり派手なのはダメなんですが、同時に社会人になっても着れるようなしっかりしたのが良いんです。いかにもリクルートスーツってのは嫌です(だからリクルートフェアじゃなくて、ここで買おうとしています」と言えば、大丈夫でしょう。


ちなみにボクは就職活動の時、このパターンでした。金はちょっとかかりましたが、仕事で着てもまったく恥ずかしくないちゃんとしたセレクトだったんで、長い目ではむしろ得だったと思います。



竹コース:スーツは安めに抑えて(2着で6万円ぐらい)、シャツ(3つで3万円)、ネクタイ(2本で1万円)、ベルト(1万円)に多少、お金をかける。靴はホーキンスとかでOK(8000円).総額12万円ぐらい。

⇒スーツは、スーツカンパニーとかマルイのビサルノなどなら1着3万円ぐらいで見つかるはずです。ポイントはリクルートスーツコーナーで買わないこと。コーディネートは店員さんに御願いするか、店のパンフとかを参考にすれば良いと思います。もしくは有名店でコーディネートだけしてもらって、「考えます」と買わずに逃げて、その意見を参考に安い店で選ぶかですね。大事なのはスーツに着られていないかって部分ですね。これがわかる店員さんだと良いんですが。




梅コース:スーツは1着だけ安いのを買う(3万円ぐらい)、シャツは1枚だけ勝負用として白の高いのを買い、他は形状記憶の安いヤツ(1万円+5000円ぐらい)。ネクタイも1本だけ高いヤツ(5000円)を購入。ベルトもできれば1万円ぐらいのを買うと良い(きつければ数千円で)。靴はホーキンスとか(8000円)。総額8万円ぐらい。


⇒一番、現実的な路線でしょうか。それでも8万円もかかるんだな・・・スーツは、竹コースを参照のこと。やはりリクルートスーツは買わない。色は金融を受けるなら紺が無難ですが、シャープに見せたいならダークグレーがオススメです。




ざっくりコースに分けましたが、後は予算に合わせて臨機応変に組み合わせてみてください。後で書きますが、Yシャツ、ネクタイ、ベルトだけは良いものを身に付けた方が良いと思います。


続きは明日。セミナー、最終面接でのシャツの使い分けなど、実践的な技を、もっと詳しく書きます。